本日、2026年3月8日は「国際女性デー」です。
都内(国連大学など)で開催されている「HAPPY WOMAN FESTA 2026」の今年のテーマは「Power to Me. わたしらしく生きる」です。
子育てに奮闘する親御さんたち、特に母親である方々にとって、今日は「誰かのため」ではなく「自分のための健康と権利」を再確認する日でもあります。
近年、子育ての現場では「親のウェルビーイング」という言葉が注目されています。これは単にストレスを減らすという意味ではなく、親自身の生活の質や幸福度を大切にする考え方です。
子供が言うことを聞かないときや、子育てに疲れを感じたとき、重要なのは「頑張り方を増やすこと」ではなく、やめることを決めることだと言われています。
この記事では、子育てで疲れたときに見直したい「やめること」を整理します。
親のウェルビーイングとは
ウェルビーイングとは、身体的・精神的・社会的に良好な状態を指す言葉です。
子育ての分野では、親のウェルビーイングが子供の成長にも影響すると考えられています。
親が疲れ切っている状態では、子供との関係も悪循環になりやすいからです。
そのため最近では、「子供の教育」だけでなく親の生活の余裕を作ることも重要なテーマとして扱われています。
1. 「自分の性格のせい」にするのをやめる
イライラしたり、子供の泣き声が辛く感じたりする時、つい「自分の忍耐力が足りない」「親としての適性がない」と考えてしまいがちです。
しかし、2026年の最新のヘルスケア(フェムテック)の視点では、これは「身体の生理現象」として捉えるのが正解です。
- ホルモンと鉄分を疑う: 2026年3月に設立された「女性の健康総合センター」のデータでも、育児中のイライラの多くが低血糖や鉄分不足、ホルモンバランスの乱れに直結していることが示されています。
- やめるべきこと: 「もっと頑張ろう」と自分を律するのをやめましょう。まずは「今、私の脳と体がエネルギー不足という警報を出しているだけだ」と、問題を身体(物理)のレイヤーに落とし込んで考えてみてください。
2. 「毎日のルーティン」の完遂をやめる
「毎日お風呂に入れる」「バランスの取れた3食を作る」といった、これまでの「当たり前」を引き算してみませんか。
- 60点主義の採用: 最近のトレンドは「引き算家事」です。例えば、にんじんの皮をむくのをやめる、夏場でなければお風呂は1日おきにする、といった選択です。
- やめるべきこと: 「毎日やらなければならない」という強迫観念を捨てましょう。週に1〜2日、家事の工程を50%カットする「戦略的サボり日」をシステムとして組み込むことが、長期的なウェルビーイングに繋がります。
3. 「孤育て(ワンオペ)」の前提をやめる
来月、2026年4月から「こども誰でも通園制度」が全国で本格スタートします。
これまでは「親が働いていること」が預ける条件でしたが、これからは「親のリフレッシュ」を目的とした利用が権利として認められます。
- 公的サービスを「自分」のために使う: 「仕事をしていないのに預けるのは申し訳ない」という罪悪感を持つのをやめましょう。
- やめるべきこと: 自分一人で完結させようとする「孤軍奮闘」をやめる時期です。制度を使い、1週間のうち数時間でも「親ではない自分」に戻る時間を確保することは、もはや贅沢ではなく健康維持のための必須項目です。
子供が言うことを聞かなくて疲れた時は?
子供が言うことを聞かず、感情が爆発しそうな時、物理的に以下の行動を「やめて」みてください。
- 「正論を言うこと」をやめる 脳が興奮状態にある子供に言葉で説得しようとするのは、ガソリンに火を注ぐようなものです。説得(アウトプット)をやめ、一旦その場から数メートル離れて、深呼吸や冷たい水を飲むなど、自分の物理的な感覚をリセットすることに集中してください。
- 「今すぐ解決すること」をやめる 「今すぐ片付けさせなきゃ」「今すぐ謝らせなきゃ」という、時間的な締め切りを一旦捨てます。「明日の朝までにできていればいい」「1時間後に話せばいい」と時間を引き延ばすだけで、身体の緊張は和らぎます。
親の余裕は子供にも影響する
研究でも、家庭環境の安定が子供の発達に影響することが指摘されています。
親が常に疲れている状態よりも、少し余裕がある家庭の方が子供の安心感が高くなると考えられています。
つまり、親が無理を続けるよりも、余裕を作ること自体が子供にとってプラスになる可能性があるということです。
ウェルビーイングは「選択」から始まる
国際女性デーが私たちに問いかけているのは、「自分の人生のハンドルを自分で握れているか」ということです。
子育てにおいても、周囲の期待や「正しさ」に合わせて自分を削るのではなく、自分が心地よいと感じる選択を一つずつ増やしていくこと。
「今日は何をやめようか?」
そう自分に問いかけることから、2026年の新しいウェルビーイングが始まります。
親のウェルビーイングを守ることは、結果として子供の安心できる家庭環境にもつながります。
国際女性デーをきっかけに、「母親である前に一人の人間としての健康」を考えることも、子育ての大切な視点と言えるかもしれません。